小さな美術館

《“いつまで見守ってあげられるか”ではなく　“いつ手放してあげられるか”が大事》

親はできる限り子供の力になってあげたいと思うものですが、過保護になってしまっては子供のためにはなりません。

子供は意識しなくとも親離れができます。

しかし親は意識しないと子離れできません。

我が子の力を信じ、手放す勇気を持つことが親の課題です。

私が自費出版した詩画集で日めくりカレンダーを作ってほしいという依頼を受けました。

幸い原画は残っていたので気軽に引き受けてみたものの、日にちを表す数字をどう入れるかで苦戦。

しかも詩画集は詩画集にする目的で構成しているため、2ページにまたがっているものも多い。

これをアレンジし直すよりは、一から描いた方がいいだろうということで完全描き下ろし。

カレンダーは3種類頼まれたので、この際だから詩画集に載せていない未発表のものも含め、今回は自分で文字も書いています。

やっぱ書は苦手だ。

また、絵も新解釈で描いているので、詩画集とはまた違った趣になっています。

原画を一枚一枚ラミネートしてあります。

完成は平成22年 7月16日。